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2009年3月28日

Lofty Fake Anagram / Gary Burton


リリース:1967年
評価:★★★★
コメント:マイルス・デイヴィスの<Bitches Brew>に先行すること3年云々・・・といったキーワードが用いられる事もある本作ですが、時代的には確かにゲーリー・バートン(vib、コンポーズ)がその独自の切り口でジャズを前進させようとした時代の一枚かと思います。

スティーブ・スワロー(b)、ボビー・モーゼス(ds)、そしてラリー・コリエル(g)。

やはり、L.コリエルのギタープレーが従来的なジャズ・ギターのスタイルとは趣を異にする点が最大の注目点になるのかと思います。

翌年('78年)にリリースされた<Gary Burton Quartet In Concert>では更にその衝撃のようなものが強く伝わってくるかと思います。

不思議とマッチするG.バートンのヴィブラフォンとL.コリエルのギタープレー。

この組み合わせの妙を計算していたとすれば、やはりG.バートンの先見性に脱帽すべきなのかも知れません。

静かに進む楽曲の中に秘められた先進性・・・なんて、そこまでの想いを汲み取れる程の優秀なリスナーではありませんが(^^;

閑話:
それにしても本作、人気が在るのか無いのか・・・入手困難な状態が続いていますね
収録曲
1.June 15, 1967
2.Feelings and Things
3.Fleurette Africaine
4.I'm Your Pal
5.Liens
6.Beach
7.Mother of the Dead Man
8.Good Citizen
9.General Mojo Cuts Up

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