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2005年5月3日

America the Beautiful / Gary McFarland


リリース:1968年
評価:★★★★
コメント:合衆国の象徴であるハクトウワシの横顔、目には涙を溜めている。

その秀逸な(若しくは皮肉に満ちた?)ジャケット・デザインはグラミー・アワードを獲得したのだとか。

一言で言えば愛国者であるが故に国を憂うゲイリー・マクファーランド(composer)のアメリカに対する想いを形(音)にした、というところなのでしょう。

実際には決して軽くないテーマを扱っているのでしょうが、リスナーとしては純粋に楽曲やソロイストのプレーを楽しんでもいいのではないかと思います。

ジャズオーケストラというフォーマットではありますが、構成要素(各楽曲)における表現手法は多少砕けた?感じを受けます。

例えば、エリック・ゲイル氏のギターなどのテイストは明らかにロック的な響きです。

時代の端境(因みに本作は'68年作)にあって、社会的な変化と音楽・ジャズシーンの双方の変化を想いながら聴くと良いのかも知れません。

先のE.ゲイル氏の他にも、ウォーレン・バーンハート(p)やヒューバート・ロウズ(fl)、ジョー・ファレル(sax)、チャック・レイニー(b)などの名前もオーケストラの中に見えます。
収録曲
1.America the Beautiful: On This Site Shall Be Erected... (First ...)
2.America the Beautiful: 80 Miles an Hour Through Beer-Can Country ...
3.America the Beautiful: Suburbia, Two Poodles and a Plastic Jesus ...
4.America the Beautiful: "If I'm Elected..." (Fourth Movement)
5.America the Beautiful: Last Rites for the Promised Land (Fifth ...)
6.Sixth Movement: Due to Lack of Interest, Tomorrow Has Been Cancelled

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