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2004年9月27日

Upside Downside / Mike Stern


リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:マイク・スターン(g)のソロ2作目です。

マイルス・デイビスやジャコ・パストリアスとの関係を持ち出すまでもなく、非常に「音」を大切にするというか、無駄弾きをしないクレバーさが際立つギタリストの一人なんだと思います。

無論、彼のスタイルはハード・ロックでもギター・ポップでもありませんのでサウンドそのものもクリアなのですが、どれだけ弾き込んでも曲における「間(空間)」が充分取られている感じを受けます。

ジャコ・パストリアスを迎えての[4]も小粋でいいのですが、それ以外の曲も、初期のパット・メセニーのサウンドに通じるような広がりが気持ちいい曲(実際、バークリー時在籍時はP.メセニーに師事していました)や、ちょいとハードに(^^;弾き込む[1]、[6]など、M.スターンのスタイルを味わうには決して悪くない作品です。

で、飽くまで個人的な想像ですが、この気持ち良さには、ボブ・バーグ(ts)、ミシェル・フォアマン(synth、p)、マーク・イーガン(b)等の印象派(?)とも呼べるような人選による演奏にも少なからず起因しているのではないでしょうか。
収録曲
1.Upside Downside
2.Little Shoes
3.Goodbye Again
4.Mood Swings
5.After You
6.Scuffle

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