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2004年9月24日

Fallen Angel / Larry Coryell


リリース:1993年
評価:★★★
コメント:'70s後半以降、単発のセッションものを除いては一貫してジャズ・スタイルのギタープレーとクラッシック大作などのギター演奏に独特のアプローチを展開していたL.コリエル氏。

本作は氏が'90s初頭にCTIレーベルに残した異色作(?)です。

先ずは冒頭からの3曲を聴いて、「これがコリエルさんのアルバム?」と思わず言ってしまいそうになります。

まるで売れ筋のR&Bアルバムかと思ってしまいます。

おまけに、リチャード・エリオットのテナーサックスが決まり過ぎる程決まっています。(^^;

「一体、どーしちゃったの!?」と声を上げるリスナーの先を読んだのか、ライナーにはその辺りの事に触れたコメントが書かれていました。

流石、コリエルさん、すべてマルっとお見通しって事ですか(^^;

でもこれが意外にいい。

歌伴の演奏もかなりいけておりまして、異色作ながらにも惹かれてしまいます。

尤も、ボーカル入りは[1]から[3]までで、以降はL.コリエル氏のギターがたっぷりと堪能できます。

もっとも、それでも他作とはかなり毛色が違いますが。(^^;
収録曲
1.Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)
2.Fallen
3.Never Never
4.(Angel on Sunset) Bumpin' on Sunset
5.Stardust
6.Misty
7.I Remember Bill
8.Pieta
9.Thus Spoke Z
10.Stella by Starlight
11.Monk's Corner
12.Westerly Wind
13.The Moors

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