評価：★★★★
コメント：前作＜Fly Like An Eagle＞と本作＜Book Of Dreams＞が人気・楽曲の良さにおいてスティーヴ・ミラー・バンドの他作と比べても秀でていると云うのが衆目の一致するところではないでしょうか？素晴らしい勢いでしたね。
このバンドの魅力というのも個人的にはちょっとはっきり説明しきれないのですが、極端にポップな事をやっている訳でもなく、かと言って昔のようなブルース色の濃い事をやっている訳でもないです。
歌(声・歌い方)が良いかと言われるとそれ程でもなく、抜群に巧いバンドかと言われるとそうでもないような・・・
個人としましては、例えばそののほほんとしたヴォーカルも好きですし、じわじわと効いてくるような漢方薬のような、遅行性？楽曲も好きな訳です。
それでも前作／本作とポップでキャッチーな楽曲も多く、更に本作では様々なサウンド・エフェクトも随所に入れ込むなど、よりメインストリームでの商流も見据えた？作りになっているようです。
スティーヴ・ミラー・バンド入門とは申しませんが、耳あたりのいい作品であることには間違いないです。
収録曲：
1.Threshold
2.Jet Airliner
3.Winter Time
4.Swingtown
5.True Fine Love
6.Wish Upon a Star
7.Jungle Love
8.Electro Lux Imbroglio
9.Sacrifice
10.The Stake
11.My Own Space
12.Babes in the Wood
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