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2006年8月14日

New York Rock & Soul Revue: Live At The Beacon / V.A

リリース:1991年
評価:★★★
コメント:確か本作がリリースされた時には、ショップに走っていった(^^;のを覚えています。

「何故に?」と問われると幾つか理由はありますが、'82年作の大名盤<Nightfly>をリリース後、だんまりを決め込んでしまったドナルド・フェイゲンの音がそこに入っていたから、というのが大きな理由の1つでした。

スティーリー・ダン時代からの活動を通じて確立されたある種のフェイゲン節を思う存分詰め込んだ<Nightfly>はグラミー賞をも手中にした名盤であるが故、当人はその後の作品を出すに出せないようなプレッシャーに苛まれたのかも知れません。

そんな忸怩たる思いで過ごしたほぼ10年の間、彼が求めたものが何であったかはっきりとは判りません。

尤も、このような形でR&B、ソウルフィーリングを感じさせる曲を主体として小さなライブを執り行うようにして少しずつ現場へ復帰していたD.フェイゲンが、仕上げとばかりに豪華客演陣を迎えて華々しくレビュー(ライブ)を収めたのには、自身(自信)の復帰があったからなのかも知れません。
正直、目新しさは何もありません。

が、そこで演奏し歌うD.フェイゲンは決して難しい顔をしていなかったと思います、多分 (^^;

ある意味、スティーリー・ダンやD.フェイゲンのソロ作品の作り方や音とは対極とでも言える、いい意味での「ラフさ」や「フィーリング重視」といった、その場が楽しけりゃOK的なR&B/ソウルミュージックに自身を投げ出したD.フェイゲンは思いっきり楽しんでいたのかも知れませんね。
収録曲
1. Intro
2. The Madison Time
3. Knock On Wood
4. Green Flower Street
5. Shakey Ground
6. At Last
7. Lonely Teardrops
8. Drowning In The Sea Of Love
9. Drifting Blues
10. Chain Lightning
11. Groovin'
12. Minute By Minute
13. People Got To Be Free
14. Pretzel Logic
15. Madison Reprise

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