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2006年8月21日

Native Dancer / Wayne Shorter


リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:今更・・・というお叱りは承知の上(笑)

ウェイン・ショーター(ss、ts)がウェザー・リポート在籍中の'74年にリリースしたクロスオーバーな名作です。

実はかなり以前に入手して(本当に)一聴しただけで、以降はずっとCDラックに眠っていました。

もう少し後期の作品になると、ポップスさや軽やかさのような部分が多くなり、私の様な初心者には聴き易さもアップしてくるのですが、本作を最初に聴いた時にはどうも馴染めませんでした。

ここ最近の暑さゆえ、空調の効いた部屋の中でフィジカルはそれなりにクールダウンされますが、メンタル的なそれを求めようとCDラックをガサガサしていたら本作が出てきました。

既にジャズというカテゴリではなく(?)、ブラジル志向といってもスタン・ゲッツのそれとは違い、もっともっとネイティブである事(あろうとした事)を強く訴えるものですね。

幾ばくかの熱気と何故かしらサラリと感じる湿気を帯びたようなミルトン・メシナントのvo(無論、そのコンポーズ作品も収録)は流石に素晴らしいと思います。

W.ショーターのssによるメロディもクール、ハービー・ハンコックのp/keyもクール。

これならメンタルをクールダウンしてくれること必至です。

[2]のクールなファンクもいい感じ!

クレジットに目をやると、ジェイ・グレイドン(g)も参加しているのですね。ちょっと驚きました(@_@)
収録曲
1.Ponta de Areia
2.Beauty and the Beast
3.Tarde
4.Miracle of the Fishes
5.Diana
6.From the Lonely Afternoons
7.Ana Maria
8.Lilia
9.Joanna's Theme

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