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2006年8月13日

An Innocent Man / Billy Joel


リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:個人的には「起死回生」といった言葉は使いたくないのですが、やはり前作のセールス的敗因を考えると、こうも大きく方向を変えなければならなかったのか、と思ってしまう'83年作。

ロックンロール、R&B、ドゥーワップ、と見事なまでにカラフルで、市場も(レコード会社も?)満足したに違いありません。

プロデュースには前作同様フィル・ラモーンが担当し、サポート・ミュージシャンも贅沢に登用。

マイケル・ブレッカー(ts)、デヴィッド・サンボーン(as)、リチャード・ティー(p)、エリック・ゲイル(g)、ロニー・キューバ(bs)、ジョン・ファディス(tp)と、正にファースト・コールを取り揃え、アレンジの一部にはデヴィッド・マシューズのクレジットも。

個人的には、[9]でのトゥーツ・シールマンスのハーモニカが最高かと(^^;

シングル・カットされた(&ヒットした)曲だけでなく、アルバム全体がエンターテイメント斯く有るべし、とはっきり謳っている点においても秀作であると思います。

それにしても、音楽は誰の意思で作られるものなのか・・・という点を少し考えさせられます。

いえ、音楽(本作)自体を楽しむ為にそれが必須であるなんて事は決してありません。云わば、独り言のようなものです(^^;
収録曲
1.Easy Money
2.An Innocent Man
3.The Longest Time
4.This Night
5.Tell Her About It
6.Uptown Girl
7.Careless Tal
8.Christie Lee
9.Leave a Tender Moment Alone
10.Keeping the Faith

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