コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2006年8月19日

Love Play / Mike Mainieri


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:何度CD化されたことでしょうか。

その事が本作の価値を如実に物語っていると言っていいかも知れません。

小生の場合、ジャズ/フュージョンを聴き始めて最初に知ったヴィブラフォン・プレーヤーがこの人、マイク・マイニエリ(vib、vo)でした。

実際には本作に先立って例の<Blue Montreux 1>(フュージョンファンにはお馴染みの名作)を聴いて「しびれた」という経緯があります(^^;

M.マイニエリというアーティストの代表作というだけでなく、やはりフュージョン史に名を残す一作と信じて疑いません。

ドラマチックなテーマ部が印象に残る[2]や、先の<Blue Montreux 1>でも再演される事になる[4]や[5]、デヴィッド・サンボーン(as)のブローが泣かせる[7](ホール&オーツのファンの方にも聴いて頂きたい)。

そして白眉はタイトル曲でもある[8]。極個人的には、M.マイニエリを知った(そしてハマった)原因を作った曲でもあり、非常に思い入れのある一曲です。

メカニカルでメロディアス、そのvibプレーは他のvibプレーヤーとはやはり一味違う、M.マイニエリならではのものではないかと思います。

コンポーズの才、プレーイングの才共に、フュージョン・シーンを牽引していた実力者の一人であることを物語る名作です。

蛇足話:
折角[1]で堅実なヴォーカル、リータ・ギャロウェイ(ミュージカル「Hair」のオリジナル・キャストの1人なのだとか)を充てたのですから、[3]にもプロのvoを充てるべきだったのでは?

いえ、M.マイニエリ本人のvoを否定する訳ではありませんが、どうせならねぇ・・・(^^;
収録曲
1.High Life
2.Magic Carpet
3.Latin Lover
4.I'm Sorry
5.Silkworm
6.Easy to Please
7.Sara Smile
8.Love Play

0 件のコメント:

コメントを投稿