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2006年8月28日

Cause and Effect / Larry Coryell/Tom Coster/Steve Smith


リリース:1998年
評価:★★★★
コメント:スティーヴ・スミス(ds)、トム・コスター(key)・・・とくれば「Vital Information」!

そんなキーワードが出てきた貴方、なかなかのフュージョン通ですね(^^;

無論、本作はVital..の作品ではなく、ギターにはL.コリエル氏が鎮座しておられます。

しかしその音ときたら、、かなりいかしたハード・フュージョンの香りがたちこめています。

'60s末から'70s初中期にかけてのL.コリエル氏の音を知っている方には、氏がジャズ・ロック~フュージョン期にかなりハードなサウンドを出していたことは承知の事と思います。

その後、方向転換をした氏のギターからは久しくこの手の音は出てこなかったと思いますが、ここではまだまだ弾けている(^^;氏のギターが響き渡ります。

#たま~ににこのような作品もリリースしますね、コリエル氏は・・・(^^;

プロデューサーにクレジットされているのがS.スミスその人ですから、感触としてVital Informationの影がチラつくのは無理からぬところかも知れません。

そのハード・フュージョンタッチの[1]、[2]、[9]があるかと思えば、ジャズ・フレーバーが香る[3](どことなく[ドナ・リー]っぽいフレーズがあったりして?!)。

ミディアムなファンク調の[4]など、しっかり全体の中で緩急をつける辺りは流石に強かな人たちであります。

ラストの[10]はタイトルが物語るようにジャズ/ロックの2大ギタリストへのオマージュ(?)のようですね。

構成もジャジーな前半とハードにドライヴする後半の対比が面白味になっています。

しかし、S.スミスのドラムは何時聴いても素晴らしいですねぇ~ (* ̄。 ̄*)ウットリ
収録曲
1.These Are Odd Times
2.Plankton
3.Wrong Is Right?
4.Bubba
5.Cause and Effect
6.Night Visitors
7.Miss Guided Missile
8.First Things First
9.Night Visitors Revisited
10.Finale: Wes and Jimi

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