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2006年8月5日

Talking Book / Stevie Wonder


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:マービン・ゲイと共に、作られたソウルから創り出すソウルへの道を開いたスティービー・ワンダーの'72年作品。

無論、それまでのソウル・ミュージックに対する批判を述べている訳ではありませんし、この言葉はちょっと言い過ぎである事は承知しています。

それでも、明らかに従来のソウル・ミュージックの枠に捕らわれず、また、シンセサイザーなどの武器を積極的に自らの音楽に取り入れた先進性/先見性は他のアーティストの追随を許さなかった事は確かでしょう。

本作を含め、<Innervisions>、<Fulfillingness' First Finale>と続く三部作で、まさに神がかり的な創造性を見せつけたS.ワンダー。

また、コンポーズ、プレーイング、プロデュースと自らが執り行うマルチ・タレントを発揮という点も、強力なポイントかと思います(エンジニア-Moogプログラマ-としてクレジットされているM.セシル、R.マコーレフの支えもあってこその事とは思いますが)。

言ってしまえば[1]や[3]辺りの歌詞を読めば、他愛の無いフレーズだと思うのですが、これが作品として態を成すと、何とも言えない曲になってしまう辺り、流石に一筋縄では行かないS.ワンダーのセンスとタレントなのだと思い知らされます。

作詞能力云々を言っているのではありません。

ファンの方、誤解なさらないようお願いします(^^;
収録曲
1.You Are the Sunshine of My Life
2.Maybe Your Baby
3.You and I (We Can Conquer the World)
4.Tuesday Heartbreak
5.You've Got It Bad Girl
6.Superstition
7.Big Brother
8.Blame It on the Sun
9.Lookin' for Another Pure Love
10.I Believe (When I Fall in Love It Will Be Forever)

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