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2006年8月29日

The Doobie Brothers / Doobie Brothers


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:勝手な思い込みならご容赦願いたいのですが、ドゥービー・ブラザーズのファーストである本作って、特集記事などを除けばまともに雑誌などで取り上げられた事が無いのではないでしょうか?

少なくとも、小生は見たことが無いのですが・・・
イーグルス等と並んでアメリカン・ロックの代表格として語られる事も多いドゥービーBros.にしては、何とも寂しい気がします。

颯爽としたウェストコースト系ではない為か、爽やかコーラス全開だったイーグルスとは毛色が異なるのは当たり前ですし、楽曲も飛び抜けて洒落ていたりする訳でもありません。

がしかし、張りのあるトム・ジョンストンのヴォーカルは先のイーグルスよりも「ロックっぽさ」を感じさせるものですし、如何にもギター好きが聞き入るパット・シモンズ(g)作の[2]などは、その後のライブなどでも定番として演奏されていましたっけ。

(殊にデビュー時は)バーバンク・サウンド云々で語られることもあるドゥービーBros.ではありますが、ヴァン・ダイク・パークスやランディ・ニューマン等の「それ」とは違う意味で、アクの強さが無い分聴き易さもあるのではないかと思います。

この時点でヒット曲がない故か?率先して聴こうと思われる方はそれ程多くないのかも知れません。

ただ、特に準メジャーな?グループの場合、聴きたくともモノが無い(CDなどがリリースされていない)状況に泣かされる事も多いですので、この様なメジャーグループの作品は殆どCDで聴ける、という有り難さも含めて大切にしたい作品です。
収録曲
1.Nobody
2.Slippery St. Paul
3.Greenwood Creek
4.It Won't Be Right
5.Travelin' Man
6.Feelin' Down Farther
7.The Master
8.Growin' a Little Each Day
9.The Beehive State
10.Closer Every Day
11.Chicago

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