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2006年8月17日

Aretha in Paris / Aretha Franklin


リリース:1968年
評価:★★★★
コメント:アレサ・フランクリンが'68年に敢行した欧州ツアーにおけるパリでのステージを収録。

既に名作<Lady Soul>をリリースしていた事から考えると、ステージ自体はもっともっと盛り上がってもいい感じがしますが、殆どエンディング近くになってようやく観衆がA.フランクリンの熱気についてきたなぁ、という感じを受けます。

演奏内容が殊更悪い訳ではないと思うのですが、当時の(しかも欧州仏蘭西での)知名度/人気度という点がマイナスになってしまったのかも知れません。

同じライブ盤としては、数年後に<Aretha Live at Fillmore West>という、とにかく熱い(^^;作品がリリースされますが、そこにある熱気や迫力を知っている方には、ちょっと本作は物足りないと思われるかも知れません。

ただ、'60sのライブ音源としての本作の意義は決して低くないのも事実です。

無論、A.フランクリンその人に責がある訳ではなく、アトランティック(レコード会社)のお偉いさんの判断がイマイチだっただけ?の話です。
収録曲
1.(I Can't Get No) Satisfaction
2.Don't Let Me Lose This Dream
3.Soul Serenade
4.Night Life
5.Baby I Love You
6.Groovin'
7.(You Make Me Feel Like) A Natural Woman
8.Come Back Baby
9.Dr. Feelgood (Love Is a Serious Business)
10.Since You've Been Gone (Sweet Sweet Baby)
11.I Never Loved a Man (The WayI Love You)
12.Chain of Fools
13.Respect

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