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2008年8月26日

Born To Run(邦題:明日なき暴走)/ Bruce Springsteen


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:既に名前は知られていたと思いますが、名実共にブルース・スプリングスティーンが20世紀のロック後継者として賛辞を浴びたのがこの3作目ではないかと思う訳です。

ボブ・ディランのフォロワー的な扱われ方でデビューした事の善し悪しは判りません。

ただ、よく言われるように本作における曲のバランスと言いますか感覚は、B.ディラン然り、ビートルズ然り、フィル・スペクター然り、ロイ・オービソン然り、と言った具合に、ロックのこれまでを解釈し、ロックのこれからをボス自身の肉体を通じて発信したという点で、非常に素晴らしい作品なのではないかと思います。

シングルとしてスマッシュ・ヒットとなったのは[5]ですが、B.スプリングスティーン自らが奏でるHarm.で一気に惹き付けられる[1]、クラレンス・クレモンズ(ts)に加え、ランディー(tp)とマイケル(ts)のブレッカーBros.およびデヴィッド・サンボーン(bs)まで参加した一大ホーン・セクション(^^;となる[2]、個人的には一番好きな[4]等、(本当は歌詞全て含み)当時の世代に投げかけたメッセージのストレートさと勢いが非常にうまくマッチした作品かと思います。
収録曲
1.Thunder Road
2.Tenth Avenue Freeze-Out
3.Night
4.Backstreets
5.Born to Run
6.She's the One
7.Meeting Across the River
8.Jungleland

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