評価：★★★
コメント：後にマイケル･マクドナルドの夫人になるエイミー･ホーランドのデビュー作。
言わずもがな、プロデュースにはM.マクドナルド。
同じくキーボード奏者として名を成すパトリック･ヘンダーソンも共同でこれにあたっています。
隙の無いプロデューサー陣、バックの面子も堅実なスタジオミュージシャンに加え、ストリングのアレンジはニック･デカロ、ホーンアレンジはトム･スコッコといった名人・達人が名を連ねています。
だから良いのか？と言われるとちょっと困るのですが、綿密に練られて作られた作品であろう事は疑いのないところかと思います。
ただし、私個人のＡＯＲ系女性シンガーに対する若干の偏見もあるのかも知れませんが、やはり「これっ」といった決め技と言いますか、カラーがもう少し欲しいと思うのです。
飛び切り歌が上手いという訳でもなく、かと言って、自らコンポーズしている訳でもなし･･･。
ちょっと過保護なデビュー作･･･という雰囲気も無きにしも非ず。
雰囲気的には、モダンでアダルトなカントリー（そんな表現、他の人に伝わるのだろうか？？）のようなものが根底にあるのかなぁ・・・と。
であれば、それを引き出し昇華させるのも面白いのかなぁ・・・なんて素人ながらに思います。
収録曲：
1.How Do I Survive
2.Strengthen My Love
3.Here in the Light
4.Stars
5.Don't Kid Yourself
6.I'm Wondering
7.Looking for Love
8.Holding on to You
9.Show Me the Way Home
10.Forgetting You
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