評価：★★★★
コメント：何故か[1]のイントロを聴いただけで、頭の中にクリス・レアの＜On the Beach＞がフラッシュバックしました。
別に、メロディーが似ている訳でもないのですが、まぁ、アルバムタイトルと曲調が何となくそんな気にさせたのかも知れません。
全編を通じて、メロウもの、明るいサンバもの、とスタイルをうまく組み合わせており、トータルではやはりタイトル通り、海辺で聴きたくなるような雰囲気にさせてくれます。
ホストである今田氏はもちろん、バックのメンバーがこれまたゴージャス。
今は亡きグローバー・ワシントン.Jrのsaxが本当にいいメロディーを奏でています（涙が出そうです）。
ギターのスティーヴ・カーンも（特にアコースティックで）いいプレーを聞かせてくれます（結構、手グセフレーズを連発しているのはご愛嬌かな?）。
また、ベースのアンソニー・ジャクソンも[6]ではブリブリと活きのいいフレーズを連発！こりゃたまりません！！
音源自体は'80s初頭のものなので、まだまだ活気のあったフュージョン・シーンの面々が大層楽しげに演奏している様がうかがえます。
収録曲：
1.BLUE MARINE
2.STREET DANCER
3.ANGELFISH
4.SECRET SOUND
5.JUMPIN' DOLPHIN
6.TROPICAL BUTTERFLY
7.DEAR LILI
8.SMILE FOR YOU
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