コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2003年11月16日
Count's Rock Band / The Lord's Prayer / Steve Marcus
リリース:1969年 / 1969年
評価:★★★
コメント:スティーヴ・マーカスのセカンド&サードリーダー作を2イン1にカップリングしたお買い得盤です。
セカンド&サードともジャズ・ロックの色を濃くだしており、個人的にはとても気に入っています。
セカンドではラリー・コリエルがギターで全面的に参加、サードではハービー・ハンコックやミロスラヴ・ヴィトゥスらが客演しています。
S.マーカス自体の知名度がどれほどなのか良く知りませんが、圧倒的多数のリスナーにとっては「一生聴くことの無いプレーヤーの1人」という位置付けなのかなぁと思っていたところ、最近、ファーストも再発されたらしく「どこにそのようなニーズがあるのかなぁ」と不思議に思っております (^^;
まぁ、私とて偉そうな事を言えた義理ではなく、L.コリエル、スティーヴ・カーンつながりでこの人の名前を知りました。
L.コリエルの初期作品で客演しているのを聴いている範囲では、かなりロック的なアプローチのサックスプレーヤーだと言う程度の認識(L.コリエルのギターと高速でハモったりしてましたから)だったのですが、ここではまさに彼の独壇場。
曲によっては狂気的に吹きまくっています。
なんと云いますか、アヴァンギャルド?フリージャズ?っぽいという言葉も使えそうです。
セカンドとサードを合わせると、サイモン&ガーファンクルあり、ストーンズあり、ボブ・ディランあり、ビートルズありと、少々とっ散らかった印象もありますが、全体的には「S.マーカスの本領発揮」的な音楽を楽しめるのではないでしょうか。
決して聴きやすい音楽ではないのですが、'60s末という時代を見れば、ゲイリー・バートンの<Duster>や、ゲイリー・マクファーランドの<America the Beautiful>など、ロック以外のカテゴリにありながらも、その中にロックぽさがありありと滲み出している作品が多いですよね。
そんな辺りの音がお好きな方にならきっとハズレにはならないと思います。
収録曲:
1.Theresa's Blues
2.Scarborough Fair
3.Drum Solo
4.Ooh Baby
5.C'Est Ca
6.Backstreet Girl
7.Piano Solo
8.Hey Jude, Pts. 1 & 2
9.Amy
10.Just Like Tom Thumb's Blues
11.T. With Strings
12.Wild Thing
13.Hope
14.America
15.The Lord's Prayer
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿