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2006年6月26日
Together in Paris / Marco Di Marco
リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:これも某書籍で紹介されていた一作ですが、映画のフィルムの一部のようなジャケット・デザインとそこに映るマルコ・ジ・マルコ(p、elp、F-Rhods)とクリス・ウッズ(as、fl)の二人から漂ってくるなんともウォームな雰囲気を信じて入手(^^;
そして何はともあれ[1]のチューンを聴いて、それが間違いでなかった事を確認しました。
収録曲の約半分ずつ(1,3,5がマルコ、2,4がウッズ)をそれぞれが手がけ、共作が1曲([6])。
その何れもが甲乙付け難い程のナイス・チューン。
特にボッサ・テイストがてき面に効いている[1]、絡みつくようなメロディーの前半に対して、ボッサでライトな雰囲気へ転調する[2]は個人的には甚く気に入っています。
また、エレピのメランコリックなコードとこれに絡むフルートが独特の感じを生む[5]、9分にも及ぶ長尺ですが聴き飽きる事無く対峙できる[6]も外せません。
こんな調子なので、結局、全曲イイですね・・・とってしまいます(^^;
生憎、マルコ・ジ・マルコ、C.ウッズ共に私にとっては初見のアーティストであり、何ら情報を持ち合わせていないのですが、少なからず本作でのコラボは見事なものです。
収録曲:
1. Bossa with regards
2. Portrait for a golden angel
3. Smiling angel
4. Scoufflin' along
5. Theme for ginevra
6. Together in Paris
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