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2010年6月6日

Brian Wilson / Brian Wilson


リリース:1988年
評価:★★★★
コメント:ビーチボーイズ時代の栄光を取り戻そう…等とは考えていなかったのだろうとは思います。

'80sも後期になり、「ソロ作品をリリースしていない大物」の一角を担っていたブライアン・ウィルソンが種々の困難を乗り越えリリースしたソロ第一弾。

正直、ビーチボーイズそのものに特段の思い入れはない者としては、ある意味、スルーしても問題はなかったのかも知れません。

しかし、同じ頃に「米ミュージック・シーンを支えてきたソングライター達」といった側面に興味を持っていた事もあり、当然の如くこのB.ウィルソンも外せない一人としてキャッチしました。

必ずしもトレンディなメロディではないのでしょうが、逆に「枯れたメロディ」と「ポップスの王道」を見せ付けられるような楽曲の数々は、この人の才を強く表出させるに十分なものであったのだろうと思います。

悲しいかな、商業的な成功とは言えない作品ではありますが、往々にしてそういう傾向に収まりがちなのがこういうタイプの人なのかな、とも思います。

良質なアメリカンポップスの系譜を押さえるなら、やはりココは外して通る訳にはいかないでしょうねぇ(^^;

閑話:
知人(若くして逝去)がよく冗談交じりに「ペットサウンズが解らないうちは、ロックもポップスも聴いた気になっているだけだ」なんて言ってましたっけ。
収録曲
1.Love and Mercy
2.Walkin' the Line
3.Melt Away
4.Baby Let Your Hair Grow Long
5.Little Children
6.One for the Boys
7.There's So Many
8.Night Time
9.Let It Shine
10.Meet Me in My Dreams Tonight
11.Rio Grande

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