コメント:'82年のフェアウェルツアーを最後にドゥービー Bros.は一旦解散しますが、解散前の最後のスタジオアルバムが本作(ご承知の通り、'89年にドゥービー Bros.は再結成します)。
本作製作前にジョン・ハートマン(ds)とジェフ・バクスター(g)がグループを去っており、また、本作リリース後にはタイラン・ポーター(b)もグループを去ってしまうという、まぁ、ありがちと言えばありがちな話題性に目がいってしまう作品かなと(苦笑)。
前作<Minute By Minute>('78年)で昇華されたマイケル・マクドナルド(vo、key)’s ドゥービー Bros.を誰もが期待するところではありますので、バンドとしてもあまり(というか、ほとんど)チャレンジングな事をするつもりは無かったのでしょう。
有り体に言えば「前作に続くアダルトオリエンテッドな路線に磨きをかけて...」みたいな感じでしょうか。
ただし、言わずもがなですが、磨きをかけた事でどこか「これならDoobieでなくてもいいじゃん」的な匂いも流れてきてしまい、結局は(商業的にはそこそこのヒットになったものの)最後のDoobie作品という話題性を上回る音楽的なサムシングがなかったのではないかなと。
寧ろ、最後のツアーを収録した<Farewell Live Tour>の方「らしさ」を伝える・感じる上では何倍もいいですね。
ただし、言わずもがなですが、磨きをかけた事でどこか「これならDoobieでなくてもいいじゃん」的な匂いも流れてきてしまい、結局は(商業的にはそこそこのヒットになったものの)最後のDoobie作品という話題性を上回る音楽的なサムシングがなかったのではないかなと。
寧ろ、最後のツアーを収録した<Farewell Live Tour>の方「らしさ」を伝える・感じる上では何倍もいいですね。
収録曲:
1. Dedicate This Heart
2. Real Love
3. No Stoppin' Us Now
4. Thank You Love
5. One Step Closer
6. Keep This Train A-Rollin
7. Just in Time
8. South Bay Strut
9. One by One
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