二十世紀葬送曲 / 人間椅子

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リリース：1999年
コメント：久しぶりにお茶の水界隈の中古円盤屋を覗いたら、この方々の作品が並んでいたので素直に？入手しました。

先ずは帯に「デビュー10周年、メルダック復帰第一弾」などと刷られている本作、＜二十世紀葬送曲＞を視聴。

小生の場合、これまでの人間椅子作品がたまたま１作目から順に３作目まで時系列に入手した事もあり、この帯にあるメルダック期以外の音は未聴なのですが、少なからず本作で感じた人間椅子サウンドは変わらず魅力的でした(^^)

余りにも大曲主義な方向へ行かれてしまうと、正直、小生の好きな人間椅子とは少し離れていってしまうかなと思っているのですが、ここでは少なくとも心配は杞憂のようでした。

タイトルからして如何にも彼らだ、と思わせる[1]ですが、その歌詞、殊にサビの部分
♪幽霊列車がもうすぐ
♪誰そ彼の駅に着くから
♪懐かしの人を訪ねに行こうよ
♪幽霊列車がもうすぐ
♪彼は誰の駅を発つから
♪忘れ時のの人を探しに行こうよ

というくだりをメロに乗せて歌われると、寧ろ、ノスタルジックな気持ちに浸ってしまうのは不思議といえば不思議（笑）

[3]はテイスト的には人間椅子風ロックンロールといった感じでしょうか。

もう一曲[9]は、鈴木氏（b）のパチンコ／スロット愛とサバス愛を結び付けた珍妙なナンバーですが、サバスのメンバーを紹介を含めた歌詞が何とも（笑）
収録曲：
1.幽霊列車
2.蟲
3.恋は三角木馬の上で
4.都会の童話
5.暁の断頭台
6.少女地獄
7.春の海
8.不眠症ブルース
9.サバス・スラッシュ・サバス
10.黒い太陽