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2003年4月6日
Guitar Groove / Philip Catherine
リリース:1999年
評価:★★★★
コメント:フィリップ・カテリーン(欧州の人なので「キャサリン」じゃないのですね!?)の名前&プレーは断片的に聴いた事があるのですが、アルバム全体を聴くのは初めてでした。
結構タイトルにそそられまして、下調べもなく購入してしまいました。
前後半を2つのテーマに分け、前半の「GROOVE」に対して後半の「Quiet Moments」という構成になっております。
が、前半も結構クワイエットだったり、後半にもグルーヴィーなものもあったりと、ひとまず区分はどうであれ上品なギターアルバムとしては十分クオリティを備えた作品だと思います。
実は、もっと激しい音を想像していたのですが・・・
強いて狭い見識から似たような音を探すと、ここ数年来のジョン・トロペイのようなとても柔らかく暖かなギターサウンドに似ているような気がします。
「あぁ、ちゃんと弾いているなぁ」と、そう感じられる安心を誘う音だと思いました。
そもそも、ラリー・コリエルをアコースティックの世界に向かわせた一因を作ったとまで言われる人ですから、これからも折をみていろいろな作品を聴きたいと思います。
実際、'76年辺りにL.コリエルとのギターデュオアルバム<Twin House>で競演したり、最近聴いたL.コリエルの<Back Together Again>('77年)にも参加しています。
収録曲:
1.Merci Afrique
2.Sunset Shuffle
3.Guitar Groove
4.Good Morning Bill
5.Hello George
6.To My Sister
7.Chinese Lamp
8.Stardust
9.Here and Now
10.Nuances
11.Simply
12.For Wayne and Joe
13.Blue Bells
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