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2010年1月23日

Freddie King (1934-1976) / Freddie King


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:取り立ててブルース好きと云う程でもありませんが、やはりエリック・クラプトン辺りを聴きかじっていた流れから、ブルースやスワンプロックものにも手を出していた頃に入手し、それ以来殆ど聴く事のなかったフレディ・キングの本作。

モダン・ブルースにおける3人キングの1人としてのF.キングの名声は説明の要はないかと思いますが、とにかく、F.キングの遺作となった本作がたまたま小生にとってはF.キングを聴いた最初の作品でした。

当時(高校生の頃ですかぇ)、後半[6]-[9]でのエリック・クラプトン(と云うより、クラプトン・バンド)とのセッションに気を惹かれたのは確かですが、正直、それ程強く印象に残る事はありませんでした。

それが、本当に何十年ぶりかに「まともに」聴き直してみると、これが不思議なくらい新鮮に響くものだから驚きです。

ブルースとは言え「モダン・ブルース」の範疇ですから、F.キングのギター捌きにしても必要以上に粘っこくて暗い感じはなく、寧ろ、ファンキーにさえ聴こえます(殊、[1]、[2]辺りは本当にイイ感じなのです)。

尤も、先述の通りF.キングに関しては本作しか耳にしていませんので、常このようなスタイルであったのかは(現時点では)判りません。

とは言え、小生にはこういうアプローチでの「ブルース」が多分一番性に合うのだろうと思っています。

ともあれ、「時間経過による自身の音楽耳の変化」に気付くというのも、音楽を聴き続けていく上での楽しみではありますね。
収録曲
1.Pack It Up
2.Shake Your Booty Baby
3.Ain't Nobody's Business
4.Woman Across the River
5.Sweet Home Chicago
6.Sugar Sweet
7.TV Mama
8.Gambling Woman Blues
9.Farther on up the Road

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