評価：★★★
コメント：ＡＯＲ系、ラリー･カールトンがプロデュースを買って出ている、という点以外、この人ロバート･クラフトについては何ら前知識を持たないまま入手ました。
恐らくＡＯＲにも色々と傾向と言いますか、その中でのカテゴリにはあると思います。
L.カールトンがサウンドメイクに絡んでいるという点からすれば、もう少しギターサウンドがあるのかと思いきや、寧ろ、ナイト･ドライブにでも使えそうなゆったりとした感じのスムース(若しくは)アーバンなポップスといった感触の方が強いようです。
所謂グループ･サウンドとしての態ではありませんが、勿論、それが悪い訳ではありません。
少し調べたところ、R.クラフト自身、そういった「後ろ(又は縁の下？)から支える音楽」プロフェッショナルとしての側面が強い人だという事も判りました。
正直、取り立てて前後作品にまで手を伸ばそうとは(今のところは)考えていませんが、サウンドトラック的な流れのような風合いも持っている本作は、それはそれとして、付き合っていける作品かなぁと思います。
収録曲：
1.Single Solo
2.Just Another Notch on the Bedpost
3.Out with My Ex
4.You're Blue Too
5.I Wonder What You're Like
6.Heartless
7.What Price Glory?
8.Teach Me How to Kiss You
9.Can We Be in Love Again?
10.On the West Side
11.Let's Hold Each Other Once More
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