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2011年10月2日
All for a Reason / Alessi
リリース:1978年
評価:★★★
コメント:'70s中後期でのAOR/メロディアスロック路線の中でフワリと吹いた一陣の風。
まぁおかしな表現をする必要はないのですが、マトモに認識されているのは日本だけではないかと思われる美形男性デュオ(実の兄弟で一卵性双生児)。
本作はそのアレッシーの2作目にあたります('77年作)。
全編、この兄弟によるライティングによるもので、楽曲の雰囲気からすると「ビージーズ」、「アンディ・ギブ」とか「10cc」といったグループの感触があるかなぁと。
特に後半のシームレスな楽曲の流れなどを聴くとその思いは強くなります(^^;
もちろん、すべてがすべてではありません。ザックリ感をお伝えするという範疇において、です。
アコースティック期のホール&オーツに似ているという声もあるようですが、もう少し電気臭さが少なければそのように思えるかもしれませんね。
基本的に優しいメロディアスな楽曲が多く、まぁAORと一言で言ってしまえばその通りです。
ドライビングやナイトミュージックといった向きよりは、朝夕の清々しさの中で耳にする方が似合いそうです。
あと、プロデューサーにクレジットされているデビッド・ルーカスという人、ブルー・オイスター・カルト作品のプロデュースに多く名前を見ることができます(そういう意味からすると、ちょっと不思議な取り合わせと言えるかも知れませんね)。
それ程(と言うか、ほとんど日本以外では)大成しなかった?ように思いますが、今の時代においてでも音源が入手できるという事が、ある意味での評価なのかなぁと思います。
因みに小生の入手動機の大半はバックのミュージシャンにあったりします(^^; スティーヴ・ガッド(ds)、リチャード・ティー(p)、ジョン・トロペイ(g)、デヴィッド・スピノザ(g)、ウィル・リー(b)、デヴィッド・サンボーン(as)、ブレッカーBros.、等々、当時のファーストコール達で固められています。
収録曲:
1.All For A Reason
2.Love To Have Your Love
3.Farewell
4.Avalon
5.Air Cushion
6.London
7.Hate To Be In Love
8.You Can Crowd Me
9.Make It Last
10.Here Again
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