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2011年10月23日

War / U2


リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:洋楽を聴き始めて少し経った頃に本作<War>をオンタイムで聴きました。

正確には、お金が無くてアルバムは買えなかったのでFMやTVで流れた[1]や[3]を聴いたということではありますが(^^;

丁度、第2次ブリティッシュインヴェージョンとか言われて、
米音楽チャートに英国・欧州のアーティストが軒並みランクインしてくる状況でした。

そんな中で、U2の音楽にはちょっと毛色の違いのようなものを感じた覚えがあります。

楽曲の歌詞/テーマにポリティカルな部分が多く反映されていることは判っていましたし、また、それが表面的な事実とそれに対する意見・・・といった極シンプルな構成ではなく、そのテーマを掘り下げたり、異なる視点からその事象を眺めてみたり、といった「ひねり」もある事は(その後少し経ってから)知りました。

ただそれとは別に、アイリッシュの匂いといった感覚やちょっと刹那的、とでも言いますか、シンプルなロックスタイルなのに、その実、結構深く掘り下げてゆけるように思わせる音楽性のようなものがあるのかなぁ、と思ったのでした(まぁ、高校生になりたての頃なので、浅~い思いではありましたが)。

音楽(ギター)誌では、エッジのギターについて何やらアカデミックに述べられていたような記憶もありますが、それはそれとして、湧き上がるような彼らの音楽への思いと、アリーナロックになってしまう前のいい意味での良さが十分に感じられる作品ではないかと思うのです。

この後、小生は<The Joshua Tree>('87年リリース)までU2からは遠ざかってしまいましたが(^^;
収録曲
1.Sunday Bloody Sunday
2.Seconds
3.New Year's Day
4.Like a Song...
5.Drowning Man
6.The Refugee
7.Two Hearts Beat as One
8.Red Light
9.Surrender
10."40"

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