リリース:1983年
コメント:随分と昔にこの人、L.スブラマニアムの他作<Blossom>('81年)を聴いたきりでしたが、実はこのセカンドもそう時間を置かずに入手していたのではなかったかと記憶しています。
#実際にまともに聴くのは今回を入れても数回だっかな...猛省
インド出身という事も彼のその音楽的なアプローチに大きく影響を及ぼしているのですが、多くの方がイメージするインド(伝統的)音楽のようなネイティブ臭さはいい意味でそれほど濃く香るものではありません。
確かに音階(モード)って言うのでしょうか、それらしくは聴こえますが所謂エッセンスといったレベルの嗅がせ方で、純粋に?フュージョンミュージックとして心地よく楽しめます。
あ、フュージョン言った時の爽やかなロックテイストと言いますか、AOR的なノリを期待すると肩透かしを喰らいますので、敢えてもう一言加えておくとすれば、非常にライトなマハビシュヌ・オーケストラっぽくなくもないかなぁと。
総じて言えば、それこそ(TV番組の)旅モノなどの後ろで流れているような感、それも当然ながらインド方面のそれ、で聞こえてきそうな気がします(^^;
随所で聞こえるギターにはコリエルさんが、一部ではありますがスタンリー・クラークやジョージ・デューク、トム・スコットといった面子も馳せ参じております。
因みにA-1は、当時、某大手ビールメーカーのTVCMで使われているとの事で、確かに小生にも聴き覚えがありました(^^
なお、本作は日本編集盤らしく、他サイトのディスコグラフィではA-1が外されて曲順も入れ替えられているものが<Spanish Wave>というアルバムタイトルで掲載されていました。
収録曲:
A-1. Comfortable
A-2. CHameleon
A-3. You and Me
A-4. Dancing Beauty
B-1. Spanish Wave
B-2. Ninth House
B-3. Winter In Austria
B-4. Seventh Heaven
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