リリース:1971年
コメント:中学生の頃でしょうかねぇ...深夜ラジオのジングルにこの方々の初期ヒット[This Old Heart is Mine]が使われていたりして、名前とその一曲だけが耳に残っていました(^^;
程なく洋楽全般を聴き出した訳ですが、殊更この方々を追うことはなく、偶に、その名前に遭遇してもそれ程食指が動く事はありませんでした。
いま手元にある本作にしても、ハッキリとした入手理由が思い出せないのですが、多分、安値棚に並んでいたのを、特段、意図する訳でもなく何と無く入手だったのかも知れません。
イメージとしてはもっとファンクな感じでアイズレーbros.を思い浮かべていたのですが、ここではジャケットからも判りますように、ある意味、フォーキーなソウルって感じ。
併せて収録曲を見てみると、[1]はニール・ヤングからジミヘンへのメドレー、[2]はジェームス・テイラー、[3]はボブ・ディラン、[4]はエリック・バードンが率いたWAR、[5]、[7]はスティーブン・スティルス、[6]はビル・ウィザース(本曲でリードgとしてクレジットされていますね)と、まったくのカバー・アルバムの体裁。
#ジミヘンに関しては、'60s半ば辺りに、彼をツアーバンドのギタリスト
#として迎え、作品(録音)も作っていたという関係の深さ故でしょうか。
ジャケットはさておくとしてとしても、てっきりR&Bなそれかと思っていたこの御仁達が何故にロック色やフォーク色の楽曲をわざわざ演奏しているのか?
ライナーにはそれなりの推測が記載されていましたが、一つは時代的に白だとか黒だとかという括りよりも、例のベトナム戦への大規模な反対意見がポピュラリズムとなっていた時代ですから、本作でもそうした垣根を越えての意思表示みたいなものはあったのでしょうね。
ただ、こうした作品作りが一過性という訳でもなく、以降リリースされる作品でもカバー曲を積極的に取り入れている事からも、彼ら自身の嗜好性もそこにあったのだろうなと思います。
セールス的にはまずまずといった感じだったらしく、顕著なヒット曲はないものの、じわりじわり系?(^^で、アルバムチャートにもそれなりに居座り続けたようです。
収録曲:
1.Ohio / Machine Gun
2.Fire And Rain
3.Lay Lady Lay
4.Spill The Wine
5.Nothing To Do But Today
6.Cold Bologna
7.Love The One You're With
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