リリース:1972年
コメント:'70s初頭に活躍したシンガー・ソング・ライター、ジム・クロウチ。
幾つかの職を経験しつつ、60s中頃から'70sにかけては奥方とのデュオという形態で音楽を続け、ゴードン・ライトフットやジョーン・バエズといった方々の楽曲にもクレジットされているとの事。
ご承知の方も多いと思いますが、本作でアルバム・チャート#1を手中にしたにも関わらず、'73年に飛行機事故によってこの世を去ってしまいました。
アップテンポで心地良くチャートにも登った[1]、さらには事故の後にシングルでリリースされてチャート#1にも輝いた[8]は有名どころかとは思います。
先頃まで某製品のCMのバックに本曲が流れていたのを耳に止め、久し振りにアルバムを引っ張り出して聴いてみようかという気になりました。
前述の各曲もヒットしたという点を合わせてみていい楽曲と思いますが、個人的に響くなぁと思うのは[3]かなぁ・・・と(^^;
身の周りの人にもモノにも空虚さを感じ「N.Y.は僕の居る場所じゃない」なんてさらりと言ってのける歌詞もストレートながら共感できるものがあります。
ジャケットにも写る人懐っこい風貌、奏でられる親しみやすいメロディと優しさが伝わるヴォーカル。
本作でのブレイクをバネにもっと活躍が出来たであろう事は想像に難くなかっただけに、その早過ぎた死が悔やまれます。
収録曲:
1.You Don't Mess Around With Jim
2.Tomorrow's Gonna Be a Brighter Day
3.New York's Not My Home
4.Hard Time Losin' Man
5.Photographs and Memories
6.Walkin' Back to Georgia
7.Operator (That's Not the WayIt Feels)
8.Time in a Bottle
9.Rapid Roy (The Stock Car Boy)
10.Box, No. 10
11.A Long Time Ago
12.Hey Tomorrow
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