リリース:1975年
コメント:メンバーであった山岸潤史氏(g)については、本バンド以外(以降)での諸作品でその名前を目にした事があったのですが、以前目にした書籍で「'70s関西ブルーズブーム」たるワードが目につき、その当時、いち早く&頭一つ以上突出していたのがこのバンドだったのだとか。
ブルーズと聞くと(未だ?(笑)身構えてしまう小生にしては早めに食指が動いたのですが、同じコンテキストで上田正樹とサウス・トゥ・サウス等の名前もあり、関西つながりということで何となくシンパシーを感じての入手です(笑)
ブルーズといっても、本バンドの根底スタイルにあるのは英国経由のホワイトブルーズのそれですから、湿り気と適度なギターの心地よさ、加えてボーカル永井隆氏の歌がうまくブルーズに馴染んでおり聴いていて非常に気持ちが良い。
収録されている曲の全てがコピーまたはトラッドものから編成されておりますが、こう言っては何ですが、下手に楽曲をライティングするより100倍もいいのではないかと思います。
#邦人にかっこいいブルーズ曲が書けるのか?という問いはさておき。
出だし一聴「あれっ?グリーンオニオ(ブッカーT作)って思える[1]ですが、グルーヴィー加減といい、オルガンの音色といい、かなり気持ちいです。
全編英語で通している中で唯一[9]のみ日本語歌詞をつけています。
収録曲:
1. Tramp
2. T-Bone shuffle
3. It's my on fault (tream me the way you wanna do)
4. Cold cold feeling
5. I'll drown in my own tears
6. Ain't nobody's business, if I do
7. First time I met the blues.
8. Yackety yak
9. Blues after hours
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