コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2017年10月8日

Chiemi + Jazz / 江利チエミ

リリース:2012年
コメント:いつだったか、CATVを観ていたら江利チエミさんが主演した「サザエさん」の実写映画をやっておりました。

アニメ(や原作漫画)のイメージが強いモノを実写化する際に拭えない違和感のようなものがあまり感じられず、サザエさんが実在したらこんな人かもな、と妙に納得させられました(笑)

もとい。映画の中では何度も江利チエミさんの歌が挿入されれていたのですが、いやはや、上手いですよね(いつもながら、一文で言ってしまうと何だかとても慇懃無礼に聞こえてしまいますが、もちろん、素直な感想以外に他意はありません)。

正直、テネシーワルツのそれでしか知らない江利チエミさんについて、他にも歌を聴きたくなったので...というのが本作入手の動機です。

いわゆるベスト盤と言いますか、よく駅のコンコースとかで売られている「本人歌唱」みたいな変なコメントのついた安CD(笑)でもよかったのですが、ちょっと調べたら高音質で、ジャズナンバーに焦点を絞った本作が見つかったのでこれにしてみました。

ジャズナンバーといっても[2]や[6]、[14]、そして[26]とかもあり、純粋にジャズナンバーだけでなく、ポップス、あるいはごく初期のロックに分類されそうなナンバーもたくさん有り、ビッグバンドな演奏をバックにこの方の若々しく、一音だって無駄にしないような丁寧な唄い方に非常に感心します。

もちろん、美空ひばりや雪村いづみもそうなのでしょうが、上手さだけでなくてエンターテイメントな素質と言いますか、そういうスター性みたいなところが滲んで出てきている感じがします。

最近、TVではプロ/アマ混戦でカラオケでの歌ウマ度を競うような企画番組がありますが、何をか言わんやです。歌を上手く聞かせるためのテクニックについて否定はしませんが、機械のはじき出す「上手さの指標」に一喜一憂しているレベルでもうダメだろうそれ?

脱線修復。まさかの展開として美空、雪村に枝葉が伸びる可能性も残しつつ(笑)、秋っぽくなってきた今日この頃にはなぜ本作の雰囲気がよく合います。
収録曲
1.テネシー・ワルツ(The Tennessee Waltz)
2.家へおいでよ(Come on - a My House)
3.ガイ・イズ・ア・ガイ(A GUY IS A GUY)
4.セントルイス・ブルース(St. Louis Blues)
5.いつか何処かで(Where or When)
6.虹のかなたに(Over the Rainbow)
7.ハウ・ハイ・ザ・ムーン(How High The Moon)
8.ラブ・ミー・オア・リーヴ・ミー(Love Me Or Leave Me)
9.スワニー(Swanee)
10.セプテンバー・ソング(September Song)
11.サイド・バイ・サイド(Side by Side)
12.オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート(On The Sunny Side Of The Street)
13.恋人よわれに帰れ(Lover. Come Back To Me)
14.ビギン・ザ・ビギン(Begin the Beguine)
15.アイ・ラブ・パリ~私はご満足(I Love Paris~It's All Right With Me)
16.一晩中踊れたら(I Could Have Danced All Night)
17.ペーパー・ムーン(It's Only a Paper Moon)
18.レット・ミー・コール・ユー・スイート・ハート(Let Me Call You Sweetheart)
19.ナイト・アンド・デイ(Night & Day)
20.恋はフェニックス(By the time I get to Phoenix)
21.アルフィー(Alfee)
22.ブルー・ムーン(Blue Moon)
23.ダウン・バイ・ザ・レイジー・リヴァー(Down by the Lazy River)
24.スターダスト(Stardust)
25.テネシー・ワルツ(The Tennessee Waltz)
26.ロック・アラウンド・ザ・クロック(Rock Around the Clock)

0 件のコメント:

コメントを投稿