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2003年3月2日
ジャズファンクファンの方、必聴ですよ
アルバム名:Black Byrd
アーティスト:Donald Byrd
リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:ブラック・ファンク/ジャズ・ファンクの名アルバムとしてどこでも語られる本作ですが、いやはや、かなりゾクゾクする名盤です。
元々、正統的なジャズ畑で活躍していたドナルド・バードその人なのですが、'70s初頭にブラック・ファンク/ジャズ・ファンクへの傾倒を強めた中での傑作がこれ。
[1]の軽やかなグルーヴ、「クルセイダーズの曲だよ」といって聴かされれば、大半の人は信じて聴いてしまいそうです。
実際、クルセイダーズの面子も参加してますがね (^^;
また、さりげなくデイヴィッド.T.ウォーカーがギターで参加していたもします。
今聴いても、十分、コンテンポラリーものとして通用する、という点が名作の一因なのかも知れません。
収録曲:
1.Flight Time
2.Black Byrd
3.Love's So Far Away
4.Mr. Thomas
5.Sky High
6.Slop Jar Blues
7.Where Are We Going?
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こんにちは。
返信削除この方は全く存じないのですが
コメントに惹かれて興味大です。
いつもながら、興味のツボを突いた
アルバム紹介ありがとうございます!
コメントありがとうございます。
削除ハービー・ハンコックもそうですが、ジャズ界で十分に実績
のある人が、ジャズファンクやフュージョンチックな作品を
出してくれたからこそ、ロック者がおっかなびっくりであれ、
ジャズを覗き込む勇気をもらったように思います(笑)
コアファンからは唾棄すべき時期?かもしれない
「ファンク/レアグルーヴ期」作品ですが、小生はここでこそ
D.バードを楽しんでいます。まぁ、音は楽しんでなんぼ・・・
ですから(笑)
'76年にブルーノートを離れるまでこの路線が続き、
その後はブラコン(軽いディスコ調)みたいな音で作品が
リリースされていました。その後は・・・
まったく追いかけておりません m(_ _)m
こんにちは。
返信削除「ジャズ・ファンク」という言葉に
吊られて購入しましたが、イメージしていた
それとはかなり違うものでしたが
思いがけずティン・パン・アレイに
ホーンを加えたようなお洒落な感じで
気に入りました。
ロックファンにはEthiopian Knightsが
お奨めなんて記事を目にしたんですが
どんなもんでしょうか?
コメントありがとうございます。
削除まさに「速攻」ですね。
#今の若者はこうしたクイックな振る舞いや所作を「瞬殺」
#と形容するそうですね。いい響きではないですが・・・
もとい。<Ethiopian Knights>は丁度<Black Byrd>
の前作でして、マイゼル兄弟によるレア・グルーヴ路線では
なく、ご指摘の通りロック色が強めに出されています。
小生はデヴィッドT.ウォーカーがgを弾いている、という
一点だけでも「買い」だった訳ですが(^^;、勿論、作品と
してもハズレではないと思います。
ただ、ジャズ+ロック(ジャズロック)というテイストでは
ないのでそのイメージだと肩透かしは必至?かも知れません。
クルセイダーズ+カッティング主体のg+トランペット(D.バード)
といった風合いが近いかも知れません。聴き易さという点から
すれば、俄然、<Balck Byrd>の方が聴き易いと思います。
P.S
Donald Byrdのタグを追加しました。<Ethiopian Knights>
の稚拙なレビューもご覧いただけます。