コメント:良くも悪くも'76年の<Breezin'>がコンテンポラリージャズのみならず、ポップス層にまでジョージ・ベンソンの知名度を広げたことがフュージョン人気に拍車をかけたことは間違いないようです。
時代の寵児としてジャズの枠を超えて才を発揮するクインシー・ジョーンズとのタッグによる本作は、
ある意味G.ベンソンのポップな面が最大に表出された作品なのではと思います。
全ての曲がしなやかであり、かといって、ギターワークを期待しているリスナーもそこそこ満足させるという微妙はバランス感がGood。
また、コンポーザーとして数曲クレジットされているロッド・テンパートンの存在も大きいのではないでしょうか。
数年後、U.S音楽界ではM.J(マイケル・ジャクソン)旋風が吹き荒れますが、その仕掛け人もやはりQ.ジョーンズとR.テンパートンでしたね。
収録曲:
1.Love X Love
2.Off Broadway
3.Moody's Mood
4.Give Me the Night
5.What's on Your Mind
6.Dinorah, Dinorah
7.Love Dance
8.Star of a Story (X)
9.Midnight Love Affair
10.Turn Out the Lamplight
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