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2003年3月29日

Introducing the Eleventh House with Larry Coryell / Eleventh House


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:個人的には、11th Houseモノでは<Aspects>という作品が、音、バランス、楽曲の良さの3拍子そろったお気に入り作品なのですが、「木を見て森を見ず」にならないためにも、初期のものも聴かねばと思い手に入れました。

どの曲も初期の11th House色を出す佳作ばかりです。
[1]でのランディー・ブレッカー(Tp)とラリー・コリエル(g)の熱いバトル。一曲目から飛ばしてます!

アルフォンス・ムザーンのドラムも良く動いてます。

[2]は'78モントルーでのアリスタ・オールスターズにL.コリエルがゲスト参加して演じたライブ・バージョンを先に聴いていたのですが、このスタジオ・エディション(こちらが初出ですね?)もかっこいいですね。

ワウワウを入れたL.コリエルのギターがなんともいい味だしてます(それにしても、3拍子のジャズロックとは意表を衝いてます。

コンポーザーとしてのA.モーゾンの非凡さが良く出てる名曲です)。

[3]は何とも不思議で幻想的なアルペジオに乗ってR.ブレッカーのtpが朗々とメロディーを取ります(実は[9]は更に摩訶不思議な曲ですが・・・)。

判官びいきもあるかも知れませんが、11th House名義での作品群はいいものが多い。

と言うか、どういう訳かこの辺りの雰囲気、音がお気に入りの私です(^^;
収録曲
1.Birdfingers
2.The Funky Waltz
3.Low-Lee-Tah
4.Adam Smasher
5.Joy Ride
6.Yin
7.Theme for a Dream
8.Gratitude "A So Low"
9.Ism-Ejercicio
10.Right on Y'all

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