評価：★★★★
コメント：ここのところ、'72年の傑作＜Black Byrd＞からのドナルド・バード諸作品を集中して聴いています。
それら（BLUE NOTE在籍時）作品群では、マイゼル兄弟のプロデュースもあってか、かなり渋いジャズファンクを展開していましたが、BLUE NOTEを離れて１発目の作品がこれ。
セルフプロデュースになっているのも気合が入っている証拠かと (^^;
全体的にマイゼル調（？）の音ではなく、D.バード自身が表したファンクネスがこれなのかも知れません。
ただ惜しむらくは、もしD.バードのトランペットがなければ「よく出来たブラコン」という音になってしまっているかなぁ、と思われる点です。
＃ブラコンを否定している訳ではありません。念のため。
逆に、そうなっていないところがD.バード作品たる所以ともいえます。
各曲で聴けるミュートしたTp.の音のカッコよさ！また、D.バード自身のハスキーボイスが絡む各曲もすごく味があります。
うーん、やはりD.バード作品には違いありませんね。
ポール・ジャクソン Jr.やワー・ワー・ワトソンらも参加。
収録曲：
1.Thank You for Funking Up My Life
2.Sunning in Your Loveshine
3.Your Love Is My Ecstasy
4.Loving You
5.Have You Heard the News?
6.In Love with Love
7.Cristo Redentor
8.Close Your Eyes and Look Within
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