リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:初めて聴いたダスタ・ゴイコヴィッチの作品は<Swinging Macedonia>('66年作)でしたが、なんとも大陸的というか、米英ジャズとは一風異なった雰囲気があり、素人ながらにとても面白いと思いました。
で、そんなD.ゴイコヴィッチ作品として先の作品と共によくジャズ本などに登場するのが本作ではないでしょか?
[1]のようなほぼ直球的なブルーズ(といっても、ブルーズ臭はしないですが)も嫌いではありませんが、個人的には[2]、[3]、[5]を推したいです。
美しいバラード([2])と、ちょっとキュートな[3]、非常に良くコントロールされたメロディラインのなぞり方など、何れにもD.ゴイコヴィッチの美的センスというか、そういったものが伝わってくるような気がします。
#T.モントル(p)、J.ネイ(ds)、R.ランジェリス(b)という布陣のクァルテットです。
収録曲:
1.Ten to Two Blues
2.I Remember O.P.
3.Old Fisherman's Daughter
4.I Love You
5.The Child Is Born
6.Blues to Line
0 件のコメント:
コメントを投稿