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2005年11月9日

Mixed Bag's First Album / Mixed Bag


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:トライブというレーベルから連想される点。

小生の場合(フィル・ラネリンの諸作などを聴く限り)「黒人アイデンティティに根ざしたスピリチュアル性やアーシーさの強い音」なのです。

しかし、ミックスド・バッグのファーストである本作は何と言うか、もっとツッキリとした、かなりフュージョン・チックな音になっているように思います。

無論それが作品の否定になる訳ではなく、むしろ、時同じくして起こっていたフュージョンシーンとこの人達の方向性(というか音作り)がたまたまシンクロしたに過ぎないのかも知れません。

また、ミックスド・バッグ自体は「ガフ・ダンサン」の変名で本作にも参加しているエディ・ラス(key)のバック・バンドとの事ですので、そのコンテキストから「デトロイト・ジャズ云々」というキーワードも出てきます。

がしかし、生憎、E.ラスの作品は未聴ですし、デトロイト・ジャズについての見識もありません m(_ _)m

ただ、どのような扱いにせよ、ブラジリアンフレーバー溢れる[1]、ラリー・ノゼルのソプラノサックスが妖しく響き渡り、ジェリー・グラッセルのギターの歪み方が何とも「いなたい」(^^;[5]、濃厚さやアーシーさは少なめながらジャズファンク的なノリの[6]など、クロスオーバー的な視点から臨むといいかも・・・と思わせる作品です。
収録曲
1.Chili Peppers
2.Make It Good
3.My Love Waits (O Meu Amor Espera)
4.Los Malos Hombres
5.Scrap Iron
6.Rotary
7.Los Malos Hombres

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