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2007年11月23日

Get Close / Pretenders


アルバム名
アーティスト
リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:パット・ベネターもジョーン・ジェットもそうでしたが、'80s女性ロッカーには何故かしら姐さん的雰囲気が漂う人が目についたのですが、プリテンダーズのフロントを張るクリッシー・ハインド(vo,g)には、更にその上(?)のイケてるママさんロッカー的な重みと言いいますか、どっしり感がこの頃から大きく漂うようになったように思います。

前作からのメンバーチェンジ(bにはT.M.スティーブンスが、keyにはバーニー・ウォレルがいたのですね。

ちょっと意外でした)、ボブ・クリアマウンテン&ジミー・アイオヴィンのプロデュース、これに影響をされたのか、楽曲もこれまでのシャープさや突っかかって行く様な勢いだけでなくソウルフル、ブルースチックなものまで、その幅を広げたものとなっています。

大ヒットした[6]はそのビート感がモータウン・サウンド的ですし、[9]もorgなどが絡みなかなかのR&B調なラヴソングに仕上がっています。

以前のような(?)キリッとして、いなせなプリテンダーズも一興、本作のように楽曲性豊かでアルバム全体を通してある種の「大人らしさ」が感じられるプリテンダーズも一興かと思います。
収録曲
1.My Baby
2.When I Change My Life
3.Light of the Moon
4.Dance! [Full Length Version]
5.Tradition of Love
6.Don't Get Me Wrong
7.I Remember You
8.How Much Did You Get for Your Soul?
9.Chill Factor
10.Hymn to Her
11.Room Full of Mirrors

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