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2007年11月13日

Talking Back To The Night / Steve Winwood


アルバム名
アーティスト
リリース:1982年
評価:★★★
コメント:相変わらずのタレントを発揮するスティーヴ・ウィンウッドの'82年作品。

前作&ヒット作である<Arc of a Diver>('81年作)と次作(これまたヒット作)である<Back in the High Life>('86年作)に挟まれる形で存在する本作。

作品自体の人気・セールスという点からすると、火を見るより明らかなのですが・・・(^^;

ソロ作の面白さに気付き始めたS.ウィンウッドが<Arc of a Diver>の次にどのような変化を見せるのかを考えた時に、やはり難しいものはあったのだろうと思います。

それでも個人的にこの作品の風合いが好きなのは、次作<Back in the High Life>が何だか少し私にとっては小難しい曲風になってしまっているように思えるからです。

正直、[Higher Love]辺りを初めて聴いた時に「そんなに売れるのかなぁ」と思いました。まぁ、素人耳ではありますが(^^;

[1]などはそれこそ[While You See a  Chance]と同様の感触を得られますが、何と言いますか、ストレートなんですね。

楽しさがあるんです。

雑踏と嬌声が交じり合い、表面的な賑やかさとは裏腹に、何とも悲哀が満ちていそうな・・・あ、ジャケットのイメージの話ですが、その辺りも「畏まり過ぎない」S.ウィンウッドの作品性が見えるようです。

勿論、前作・次作も非常にいい作品ですし現にヒットしています。

が、多少人気の差があっても、そこに愛おしさを感じてしまう(^^;のです。
収録曲
1.Valerie
2.Big Girls Walk Away
3.And I Go
4.While There's a Candle Burning
5.Still in the Game
6.It Was Happiness
7.Help Me Angel
8.Talking Back to the Night
9.There's a River

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