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2009年11月23日
The Bottom Line / Richard Tee
リリース:1985年
評価:★★★★
コメント:人気セッション・ミュージシャン、そして何よりもStuffの一員としてその名を残すリチャード・ティー。
ソロ作品として'80s半ばに録音されたのが本作。
本作もそうですが、これまでのソロアルバムでも彼自身が歌を聞かせる場面は多々あります。
そのあったかい声が人柄まで表しているようで、何だかホッするんですよね。
かねがね「R.ティー節」なんて表現を他のレビューで使っているのですが、私はこうして「クセ」というか、一聴して「あぁ、R.ティーだっ」って判る感触というものが大好きな訳です(本作の[3]とか顕著ですかねぇ)。
また[6]のようなアーバンポップな感じの曲(R.ティーにしてはちょっと珍しいかな)も収められています。
白眉という点ではやはり[5]が挙げられるかと思います(スティーブ・ガッド先生-ds-との絡みはバッチリ!)。
バックにはS.ガッド(ds)/デイヴ・ウェックル(ds)とウィル・リー(b)/マーカス・ミラー(b)のボトムが使い分けられている他、gにはジョン・トロペイが参加(恐らく、R.ティーがジョン・トロペイの作品に参加した事のお返しか(^^;)
本作の後も数作のソロ作品をリリースするR.ティーですが、ある意味でストレートにフュージョン作品としての陽気さのようなものを出しているのはこの作品辺りまでではないかと思います。
それが良いか悪いかは別として。
収録曲:
1.If You Want It
2.What Can I Say
3.Bottom Line
4.Nippon Lights
5.Rhapsody in Blue
6.Miss- Understanding
7.Spring Is You
8.No Real Way
9.Moving On
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