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2012年6月17日
Cantamos / Poco
リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:イーグルスの初期やバーズ等が、小生が典型的に思い浮かべるカントリーロックなのですが、Pocoについてはこれまで1作もリーチしていませんでした。
メジャーな売れ方はしなかったにせよ、バッファロ・スプリングフィールドの要員(リッチ・フューレイやジム・メッシーナ)が核にあり、またここを経由していった人がイーグルスに出入りしたり等の情報があれば、単なる腰掛バンドではない事は明白なのですが。
脈絡もないままいきなり8枚目の作品にリーチしたのは、たまたま本作が安値で放り出されていたのをレスキューしたから・・・という、何とも消極的なアプローチではあります(汗)
従って、本作が一連のPoco作品においてどういった位置づけなのかはよく判りません。師匠のページも参照させてもらいましたが、ジャスト本作は師匠も未聴だったようです。
カントリーロックって、これまで今一つのめり込む切っ掛けのようなものが見つけられずにいましたが、[1]でいきなり優しくさわやかなハモリを聴かされると、ヨロヨロッと寄り添って行ってしまいますね(笑)
実際には[3]辺りの典型的とも言える(そして、如何にも初期イーグルスにシンクロしてしまう)カントリーロックが心地よいですね(なる程、それを支えているのは演奏力の高さなのですね)。
ともあれ、かなりベタな感じではあるもののトリには非常にマッチする[9]まで、Pocoといったバンドに対して持っていたイメージはよりクリアでコンクリートなものとして認識できました。
今今は比較しようにも、(それこそ初期イーグルスを除いて)比較対象にできるまでのカントリーロックバンドを耳にしていないのですが、ちょっとこの辺りの-後の西海岸サウンドに通じてゆくような-音もしっかりと聴いてみたくなりました。
作品によってはR&Bの匂いが香るモノもあるような事を師匠のページを始め、各所で目にはしましたが、ここではそれ程のモノは感じませんでした。
閑話:
手持ちのCDジャケですが、中央の窓の所が黄色一色で潰されています。版権の関係とかで”絵”を入れられなかったのか知らん?かっこ悪いです、はい(T_T)
収録曲:
1.Sagebrush Serenade
2.Susannah
3.High and Dry
4.Western Waterloo
5.One Horse Blue
6.Bitter Blue
7.Another Time Around
8.Whatever Happened to Your Smile
9.All the Ways
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こんにちは。
返信削除どことなくコメントを求められているような
気がして、ささやかながら(笑)
pocoは昨年末、リッチー・フュレーから
辿って安価な5枚組BOX購入後
一気に聴き倒してしまったので
あまり深く聴いてないため内容について
コメントできないのが正直なところです。
取り上げているアルバムは
リッチー・フューレー脱退後の
アルバムのようですね。
pocoは編成が大きく変わるので
ややこしいのですが人気があるのは
1970年代前半の5人組時代で
(多分もっとカントリーロックテイストです)
後期のこの4人編成の時期が一番活動が
安定していたようです。
そしてリッチー・フューレイに続いて
T.シュミット&G.グランサムも脱退し
殆ど原型をとどめない
ポール・コットン&ラスティ・ヤングが
継続させたAOR系のpocoが一番セールスで
成功するのですから皮肉ですよね・・・
その一番セールス的に成功を収めた
アルバムレヴューは又近いうちに!
コメントありがとうございます。
削除「コメントは義務ではありませんよ」の
一文は師匠から頂いたものです(笑)
もとい。中途半端に?7枚目から聴いて
しまった手前、これからの進め方に多少
難(迷い)があるかなぁと。
断片的に聴くのはよろしくないかも
知れないのは重々承知の上ですが、
そのAOR系作品はタッチしてみたいです。
レビューアップをお待ちします(笑)