リリース:1973年
コメント:はっぴいえんどが解散を既に決めていた中で海外(米ロスアンジェルス)レコーディングを行った3作目&最終作。
付属のライナーでも触れられていますが、既に解散を決めていた事で松本氏(dr)がバンドへの携わり方を制限する態度であったり、元々が成り行きで決まった海外行き&レコーディングという事に起因する準備不足?もあったりで、ある意味ではツギハギ的な作品になっているのかも知れません。
「完成度」というモノを測る物差しが何であるのか、売上げとかオンエア状況とか、若しくは、当人たちの納得度合い?なのか…
何れにせよ、前作<風街ロマン>にあった心棒/テーマみたいなものは余り感じられないようなきもします。
そうした部分とは別に、個々の楽曲はその風合いがすごく滑らかになった様に感じます。
いや、滑らかと思わせているのは、例えば[1]でのフリューゲルフォンや[2]でのサックス...そう、ブラスやリードを曲の色付けに入れているんですねぇ。
一作目を聴いた時の感触を、努力とは別のところで「どこかぎこちなさ」が残っていたような感じだったのですが、ここまで来るとかなり「スマートな」感じになっているのがよく分かるのではないかと思います。
それにしても、やっぱり小生的には細野さんのセンスなんですよねぇ、惹かれるのは(^^
収録曲:
1.風来坊
2.氷雨月のスケッチ
3.明日あたりはきっと春
4.無風状態
5.さよなら通り3番地
6.相合傘
7.田舎道
8.外はいい天気
9.さよならアメリカ さよならニッポン
こんにちは。
返信削除長らく更新が途絶えていたようなので
ご無沙汰してしまいました。
「はっぴいえんど」制覇おめでとうございます。
細野さんのコンセプトに共感されているようなので
今後その辺が目賀葵さんの新規の開拓地になるかと
思いますが、ここで宣伝です。
明日から性懲りもなく「YMOの作り方」を再掲載します。
今回は細野さん語録を精査しながらの企画なので
トロピカル三部作を制覇済みの目賀葵さんの興味の
行方の今後の参考になるかもと思い急ぎ連絡まで。
コメント、ありがとうございます。
削除春先から(悪い事によるものではありませんが)音楽視聴時間
が捻出できず、必然、更新もできずにおりました。
この細野さんの感性といいますか、音作りへのアプローチが
すごく合うんですねぇ。YMOも1作(1stかな)しか視聴しておらず、
今現在はそこでのYMO評(正直、何だかノベタンでイマイチ
良さが判らんなぁ...)しか頭にありませんので、師匠の
YMO料理レシピを楽しみに読ませていただきます。
細野さん絡み、矢野顕子絡み、小川美潮絡み、戸川純絡み...
徐々に国内アーティストの面白さに引き込まれている?
そんな気がしてなりません(^^