リリース:1968年
コメント:昨年(2016年)末の「大掃除」という体裁の小掃除をやっておりました折、ザ・バンドのCDをBGMにしたらとても気持ち良くなって作業が手につかず...カミさんにはいい顔されませんでしたが、年末のちょっと弛んだ気と珍しいくらいの暖かさ、そしてあのほっこりした古き良き米ロックな感じが混じり合うとこんなにもソーグッドなのかと、小さな幸せ見つけた気がしました(^^
「レビュータイトルと作品が合ってないぞ」とツッコミを受けそうですが、はい、承知しております。必ずしもザ・バンドからの流れではないのですが、そのCD棚整理で久しぶりに陽の光を浴びた何枚ものCDのうちの1枚がこれでして。
随分と昔に仕入れたものの、うまく「その気」にさせてもらえずにお蔵入りしていたのですが、こちらの方の白人R&Bテイスト、そのアーシーさは印象に残っており、せっかく陽の光を浴びたのならトレイに乗っけてみるか...との流れでの視聴でした。
ジョー・コッカーとかレオン・ラッセルとか、以前にもどこかで述べたと思うのですが、声質そのものが1つの武器になり得ているという点では、この方も同様なのかなと思います。
本作を聴いて、R&Bテイストというのはこの方の歌い方・声質的な部分をして当てはまる点が大きいのですが、そのアコースティックな音にとてもジャズっぽいモノが滲んでいるように感じました。
当然ながらクレジットに目がいった訳ですが、ドラムにはトニー・ケイ(言わずと知れたMJQ)、ベースにはリチャード・デイビスがフルで参加しているのですね。トニー・ケイ...と言われて、そう言えば他作<Tupero Honey>でも叩いていたなと思い出しました。
しかしまぁいい感じですね〜 手元にあるV.モリソン作品は多分2、3枚なのですが、何もTHEMからソロに転身してからの初期数作です。バックの音もすごく気持ちいいことですし、少しこちらの方も訪問(^^してみましょうかねぇ。
全く別の流れですが、ベースのR.デイビスについてちょっとググってみたら、ジャズとクラシック、時にはロックと多彩なジャンルでの才を発揮されているご様子で、ああ、(ジョン)トロペイさん作品にもその名前があるではないですか...たはぁ...まだまだ聴き方が甘いですね、小生。猛省です。
収録曲:
1.Astral Weeks
2.Beside You
3.Sweet Thing
4.Cyprus Avenue
5.The Way Young Lovers Do
6.Madame George
7.Ballerina
8.Slim Slow Slider
こんにちは。
返信削除この作品は代表作のようですが個人的にモリソンさんは
THEM時代の尖ったイメージで固まっていたので、
違和感を感じあまり聴かずに放置していたのですが
ジョー・コッカー、レオン・ラッセルを引き合いに
出されれば、デスノート順ではありませんが
押入れから探し出して聴かざるを得ない運命を感じます
(笑)
挨拶遅れましたが今年もよろしくお願いいたします。
コメント ありがとうございます。
削除遅くなりましたが、本年もゆるりとお付き合い&お世話になりたく、
よろしくお願い申しあげます。
>THEM時代の尖ったイメージで固まっていたので、
気になります、このワードw たぶん、まともに聴いた事はないはず
ですので、入手リストにレジストいたします。
もとい、バックにジャズメンを入れる事に珍しさはないにせよ、相性のよさ?、
相乗効果?がすごくいいなぁと思っております。手元にあるV.モリソン作品
はこれが最後だったかなと思いますので、次なる一手も考えつつ。
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