リリース:2015年
コメント:洋楽邦楽を問わず、積極的に流行りモノを追う事に興味はないのですが、時にTV(CM)やFMで流れた曲のフレーズに「おっ!?」と思う事も無くはありません。
初めこのバンド名の読みが判らず、Web検索の際にも「ホンダ ヴェゼル CM曲」と打ち込んだのですが、これは「サッチモス」と読むらしい。
あのジャズ・ジャイアンツ、ルイ・アームストロングのニックネーム、サッチモから取ったのだとか。
本作は彼らの初フルアルバムにあたりますが、一聴すると'90sの英アシッドジャズ 、ハウスとかの直系を思わせるグルーヴ感と、ちょっとファッズなギターと軽いラップが「味変」になっている、まぁ、嫌いじゃない音です。
言ってしまえば、決して革新的なところを衝いている訳ではないのですが、'60sの、'70sの、そして'80sのR&Bのグルーヴが未だに心地よく体を揺らしてくれる事を考えれば、そう言う意味の「ツボ」ってのは不変なのかな、と。
彼ら自身がどの様に自らの音楽を評しているのか知りませんが、革新では無く踏襲と変化、って感じでしょうか。
メンバー一同、日本人だと思うのですが、いい意味で「らしくない」タイム感を持っているように思います。
尤も、この「心地良さ」は結構厄介で、小生は'90sのジャミロクワイ等も最初こそ作品を入手していたものの3枚目辺りまでが限界で、それ以降はすっかりダレてしまい急速に冷めてしまいました...
なお、小生の耳を捉えたCM曲[Stay Tune]は本作には未収録でした(2作目のフルアルバムに収録されています)。
収録曲:
1.YMM
2.GAGA
3.Miree
4.GIRL (feat. 布呂)
5.Get Lady
6.Burn
7.S.G.S
8.Armstrong
9.Alright
10.Fallin'
11.Pacific
12.Miree BAY ver.
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