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2004年7月24日

Migration / Dave Grusin


リリース:1989年
評価:★★★
コメント:非常に音の粒が細かいというか、クリアなんですね。

それに耳当たりも至極いい。

一歩間違うとBGMになりかねないような作品が、そうはならず、寧ろ耳を惹かれてしまう要因となっているのは、やはりデイヴ・グルーシン(key)の曲の良さとプレーヤー達の流石の演奏にあると思うのです。

[3]のきれいなバラード(歌詞でもつけてみたいです)や、[8]のハードバップ的なジャズスタイル、[6]のちょっと「ひねた」AOR調などなど、聴き流せそうでそうはいかない(^^;楽曲が並んでいます。

ハービー・メイソン(ds)、オマー・ハキム(ds)、カルロス・リオス(g)、エイブラム・ラボリエル(b)、マーカス・ミラー(b)、ブランフォード・マルサリス(ts)、ヒュー・マセケラ(flgh)などプレーヤーも贅沢です。

個人的には、H.マセケラのflghとC.リオスのgがなんとも言えず琴線をくすぐってくれます。

[10]-[14]は映画のサントラから。その映画はグラミーワードを獲っているとか。

#映画は全然興味がないので(^^;詳しくは判りませんが。
収録曲
1.Punta del Soul
2.Southwest Passage
3.First-Time Love
4.Western Women
5.Dancing in the Township
6.Old Bones
7.In the Middle of the Night
8.T.K.O.
9.Polina
10.Suite from the Milagro Beanfield War: Lupita
11.Suite from the Milagro Beanfield War: Coyote Angel
12.Suite from the Milagro Beanfield War: Pistolero
13.Suite from the Milagro Beanfield War: Milagro
14.Suite from the Milagro Beanfield War: Fiesta

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