コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2008年1月3日

Concierto(邦題:アランフェス協奏曲)/ Jim Hall


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:現代ジャズギターにおける名手となると必ず名前が挙がるジム・ホール。

恥ずかしながら、個人的に聴いた事のあるJ.ホール名義の作品としては今のところ本作だけです。

当時勢いがあったCTIレーベルでの録音であり、且つ、そのレーベルで#1のセールスを記録したという本作。

タイトルとなっている[4]はドン・セベスキーによるアレンジによるものですが、クラシックとは異なる聴き易さがポイントかと思います。

なお、ギター好きである小生的お気に入りとなると、小曲ながらその腕が冴える[2]。

小曲ゆえに詰め込まれたギターワークには嫌味が無く、なるほどの上手さが味わえます。

また、J.ホールのギターを聴くのは当然なのでしょうが、ここに集っている名うての名手達による演奏も捨てがたいものがあります。

[1](コール・ポーター作のスタンダードですね)でのチェット・ベイカー(tp)の枯れすぎた音(^^;、ローランド・ハナ(p)の軽めのソロも非常にしっくりきます。

なお、スティーヴ・ガッド(ds)のドラムは、ここではある意味ジャズっぽくなく、かなり低く/重い音に感じます。

勿論、それもD.セベスキーの計算の上ではあるのでしょうが(^^;
収録曲
1.You'd Be So Nice to Come Home To
2.Two's Blues
3.The Answer Is Yes
4.Conceirto de Aranjuez
5.Rock Skippin'
6.Unfinished Business
7.You'd Be So Nice to Come Home To
8.The Answer Is Yes
9.Rock Skippin'

0 件のコメント:

コメントを投稿