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2009年9月22日
Along the Red Ledge(邦題:赤い断層)/ Daryl Hall & John Oates
リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:'70sも終盤にさしかかり、既にヒットは飛ばしていたものの後年('80s初中期)のそれには及んでいなかったホール&オーツ。
本作ではプロデューサーにデヴィッド・フォスターが起用されています。
ロック('n ロール)的な勢いのある楽曲もまだアルバム内に納められていますが、彼らの作品の中でもとりわけAOR的な匂いもある作品ではないかと思います。
tsによる[1]のイントロや、シームレスに続けられる[2]といった曲には、これまでに(その後も?)あまり見られなかった感触の楽曲ではないかと思います。
またアルバムの最後に納められた[10]。
歌詞もそうですが、なんとも言えない湿った/曇った海岸線が目に浮かぶようで、個人的に印象に残る曲ではあります。
アルバムのクレジットを見てみると、結構バラエティに富むミュージシャンがクレジットされていたりします。
ジョージ・ハリソン、ロバート・フィリップ、リック・ニールセン、トッド・ラングレン etc・・・
次作<X-Static>と併せて、'70s末のH&Oがいろいろと試行錯誤している様子が窺える一作かと思います。
収録曲:
1.It's a Laugh
2.Melody for a Memory
3.The Last Time
4.I Don't Wanna Lose You
5.Have I Been Away Too Long
6.Alley Katz
7.Don't Blame It on Love
8.Serious Music
9.Pleasure Beach
10.August Day
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