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2009年10月10日

Todd(邦題:未来から来たトッド)/ Todd Rundgren


リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:アーティストを形容する際の「奇才」とか「天才」とかいった言葉にレコード会社の売り文句的な容易さを感じないでもありません。

が、それでもトッド・ラングレンのようなアーティストにはそう言った形容が無理なく馴染んでしまうような所があるのも事実ではないかと。

自分自身もすべての作品を耳にした訳ではありませんが、様々なアーティストのプロデュースやサポート、自らのソロ活動とグループとしての活動、アーティストには不可欠なユニークな感性といったものを惜しげもなく放出し続けた軌跡は、やはり彼の'70s作品にその多くを見ることができるのではないでしょうか。

本作は'74年のリリースであり、<Something/Anything?>、<A Wizard, A True Star>といった人気の高い作品に続いてリリースされたものです。

小曲、インストも含み、ここに詰め込まれた17曲にはバラッド、エレポップは勿論、ハードロック調からアヴァンギャルドっぽいものまで、まぁ賑やかな様相になっています。

ある意味、実験的といえばそうなのかも知れません。ただ、純粋に聴く側としてそう言った局面を殊更意識せずとも、トッド・ワールドはもっと自然に聴く側に届くものなのではないかと思います。
収録曲
1.How About a Little Fanfare?
2.I Think You Know
3.The Spark of Life
4.An Elpee's Worth of Toons
5.A Dream Goes on Forever
6.Lord Chancellor's Nightmare Song
7.Drunken Blue Rooster
8.The Last Ride
9.Everybody's Going to Heaven/King Kong Reggae
10.No. 1 Lowest Common Denominator
11.Useless Begging
12.Sidewalk Cafe
13.Izzat Love?
14.Heavy Metal Kids
15.In and out the Chakras We Go[Formerly Shaft Goes
16.Don't You Ever Learn?
17.Sons of 1984

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