評価：★★★★
コメント：小生の狭い知識では、「パブ・ロック」と聞けばコステロ、ジョー・ジャクソン、そしてこの人、グラハム・パーカー。
しかしながら、前２人は（聴き込み度、は別としても）既聴であるのに対し、G.パーカーはものの見事にスルーしてきました。
いきなりこの３作目をG.パーカー初心者にぶつけていいのかどうか・・・という不安も抱きつつ、また、下調べなく手を出した手前ちょっとドキドキ感はありましたが、見事に杞憂。ほっ・・・(^^;
アルバムジャケットが如何にも'70sロックっぽさを醸している点が唯一のよりどころでした（^^;
初っ端の勢いから、[2]のちょいとソウル風味を効かせたナンバーもなかなか。
怒れる若者の代弁者・・・みたいな形容もあるようですが、少なからず、音的にそれ程トンガっている様子ではなく、寧ろ、グッと引き込まれる上手いポップさのような部分。
そして何よりもこの疾走感。すばらしいですねぇ。
プロデュースに目を向けてみると、ニック・ロウ。なるほど・・・と言うほどN.ロウを聴き込んでいる訳ではありませんが（^^;、この方の作品＜Jesus of Cool＞を聴いた事で好感触を持っていますもので（^^;
人気としては次作が引き合いに出されることが多い？ような事も後追いで小耳にはさみましたので、何れ、リーチしてみようと思います。
収録曲：
1.Stick to Me
2.I'm Gonna Tear Your Playhouse Down
3.Problem Child
4.Soul on Ice
5.Clear Head
6.New York Shuffle
7.Watch the Moon Come Down
8.Thunder and Rain
9.Heat in Harlem
10.The Raid
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