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2011年8月19日
Nona Hendryx (1st) / Nona Hendryx
リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:元LaBelleのシンガー、ノナ・ヘンドリクス。本作はN.ヘンドリクスがLaBelle解散後にリリースしたソロ第一弾。
何より気を惹くのは、まずアルバムジャケット。ピッチピチのレザーパンツとその手には物騒なナイフ。かなり尖がったロッカーのイメージでしょ?(^^;
で、更に驚くのが、そのジャケットが単なるファッションではなく、アルバム全体から漂う感触がR&BというよりもほぼRock(^^;
'80sにちょっぴりアヴァンな感じのR&Bをやってるなぁという微かな印象があった程度なのですが、'70sの1stソロでこんなにハードな音をリリースしていたとは(と言ってもハードロックじゃありません(^^;)
単に奇を衒った訳でもなく、この人の志向性として一般的なR&Bの範疇で留まっているよりも、何かこうR&B+アルファという部分を試行錯誤しているような気がしなくもありません。
元々、'80sの作品を少し聴いてみたいなぁと思っていたところで、先に本作が入手できたので聴いたまでではありますが、意外にも興味を惹かれる所は少なくありませんでした。
なお、ライナーにはgとしてエディー・マルティネスの名前がクレジットされています。
ジャズ畑やロック畑、ソウル/R&B畑でも声がかかるセッション系の人気ギタリストですね。
収録曲:
1.Winning
2.Everybody Wants to Be Somebody
3.Tax Exile
4.Tout de Suite Mam'selle
5.Take a Chance
6.Problem
7.Once Again
8.Too Late to Run
9.Will You Be There
10.Leaving Here Today
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